楽天イーグルス優勝の裏にある“数字にこだわった戦略”とは?

経営・戦略
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楽天イーグルスを優勝に導いた”数字にこだわった戦略”にみる“仕事に繋がるコミュニティ創り”への置き換え要素。

楽天イーグルス リーグ優勝 2013

コミュニティ.netのhikkyusanです。昨日、テレビでちょこっと特集されていて見ていたのですが、楽天イーグルスのリーグ優勝の裏にある“数字にこだわった戦略”について。

ちょうど、今展開している『PLOTフレームワークプロジェクト』でも、数と管理に特化したPLOTフレームワークを創っているところなので、タイムリーなネタとして。

楽天の一番のネックだったのは“左ピッチャー対策”。主力メンバーのほとんどが左バッターで、一般的に「左バッターは左ピッチャーに苦戦する」ため、相手チームは楽天戦で左ピッチャーを当ててくることがほとんど。結果、打てずに惨敗…という状況。

そこで証券会社出身の楽天球団社長の立花陽三さんが、アナリストを雇ってデータに基づいた球団戦略をとったんですよね。

補強の大テーマは“左ピッチャー対策”で大リーガーから2人をピックアップ。

助っ人は、マギー(30)ジョーンズ(36)の2人。中でもジョーンズは4番のジョーンズは選球眼が抜群で、今期もリーグ最多の四球での出塁。

楽天イーグルス ジョーンズ 四球

この強力な助っ人2人の右バッターが加わって、実際に活躍することで、相手チームが安易に左ピッチャーを当ててこなくなり、その結果、左バッターにとって大きなプラス材料になったという流れ。直接的な補強であり、間接的な効果を生み出させる緻密な戦略ですよね。

ここではざっくりとしか触れませんが、お伝えしたいことは、数字を出して、分析をして、改善ポイントを見出し、実際に改善することが、どれだけ効果的で効率的であるか、ということ。

コミュニティ創りにおいても一緒。自分のコミュニティをより魅力的に、より強固なものへしていくために、何が突出していて何が足りないのか?を数字として把握することから始めてみること。大事ですね。

最後に、戦略としては“数字”が大事ですが、その根底にある“想い”はもっと大事なんですよね。

楽天 球団社長 立花陽三

立花社長の言葉からも、その“想い”が見られたし、だからこそ、“数字にこだわった戦略”が上手く機能したんだと思います。

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