フェイスブック、ブログ、メルマガの特性を生かしたツールの使い分け

MacBook Airコミュニティマーケティング
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フェイスブック、ブログ、メルマガと「色々とやらなければ!」とメディア構築・運営に追われている、そんなメディアをやらされ感が満載な方のために。

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hikkyusan@コミネトです。コミュニティデザインの行方を左右する最優先に考えたい3つの基本軸でも書いたのですが、「コミュニティの運営スタンス」はそのままメディアオペレーションに置き換えられますので、一つの捉え方として参考にしてくださいね。

情報発信
⇒ 運営者が一方的に情報を発信するのみ

双方向コミュニケーション
⇒ 運営者とファンの間でのやり取りがある

網の目コミュニケーション
⇒ 運営者とファンの間だけではなく、ファン同士のやり取りがある

という3つのコミュニティの運営スタイルに分かれると書きました。これらをそのままメディアオペレーションに置き換えると、以下のようになります。

情報発信
メルマガ

双方向コミュニケーション
ブログ

網の目コミュニケーション
SNS

もちろん、こんな単純ではありませんが、シンプルにするために簡略化しています。

メルマガは、一方通行(※基本的に)のメディア
ブログは、コメントを通じて双方向コミュニケーションのメディア
SNSは、繋がっている人が網の目にコミュニケーション取れるメディア

こういう視点で捉えると、あなたがどのメディアを軸にして、ビジネス全体のメディアオペレーションをすればいいかが見えてくるはずです。

あなたが何を求めてメディアを運営していくのか?

それによって軸となるメディアが変わってくるということです。

メディアはゴールから逆算して活用する

あなたがメディアを活用するのは何のためですか?

・問い合わせをさせる?
・申込をさせる?
・専門家として信頼してもらう?
・ファンを創る?
・コミュニケーションをとる?

メディアの特性によって、どの目的を果たし易いか?は変わってきますので、

「とりあえずフェイスブック」
「とりあえずブログ」
「とりあえずメルマガ」

という状態は避けたいですね。

大事なことは、目的から逆算して、それに一番有効・有益なメディアを活用することです。そのためには、合わせてメディアの特性を理解しておくことも必要になります。

メディアの特性

シンプルに前述の3つにメディアを分類するとしたら、色々な角度からそれぞれを捉えることができます。

■コミュニケーションの取り易さ

1)SNS
2)ブログ
3)メルマガ

■配信する専門情報の充実度

1)ブログ
2)メルマガ
3)SNS

■配信する専門情報の深さ

1)メルマガ
2)ブログ
3)SNS

■情報の伝達確度

1)メルマガ
2)SNS
3)ブログ

コミュニケーションの度合いを考えれば、SNSが一番気軽に繋がりコミュニケーションを取り易いメディアです。コミュニケーションの場として便利なので、自分の専門分野も認知してもらい易いですね。

ただ、基本は「繋がり」を求める場なので、専門的な情報をしっかりと伝えるには不便です。

ブログはしっかりと記事を書き溜めることでコンテンツが充実していくので、あなたの専門分野についてじっくりと説明できる場ですね。

ただ、ブログを更新しても、見に来てくれる人がいなければ無人島状態です…笑

そんな無人島状態でどんなに騒ごうが喚こうが、誰も気付いてくれないというのが現実。そのためにブログを見に来てもらう工夫は必須です。

メルマガは読者のメールボックスに届くので、読んでもらえる確率が高まります。また、「その情報を知りたい」という濃い人が集まっています。

そして、クローズな環境なので読者からすると1対1のコミュニケーションとなり、他のオープンなメディアと比べて濃い内容を伝えていき易いですね。

ただ、メルマガは読者同士の接点はありませんので、完全に配信者(コミュニティ主宰者)と読者(コミュニティの1参加者)の繋がり以上には発展しません。

まとめ

こうして見てくると、「メディア運営はコミュニティ運営と共通している」ということが分かって頂けたかと思います。コミュニティを構成するのは「人」、そして、メディアの向こうには「人」がいます。

「人」が関わる以上、全ての要素は「人間関係」「コミュニティ」とは切っても切れないです。逆を言えば、全てのベースになるのが「人間関係」「コミュニティ」だということです。

コミュニティの運営スタンス、メディアの特性を把握して、あなたの目的を果たすためにはどのメディアを活用するのがいいのか?ただ「流行っているから」とか「○○さんがいいと言ってたから」ではなく、しっかりと上記を理解した上でメディア運営に取り組みたいですね。

合い言葉でお伝えするならば、『システムを活用するなら、まずシステムを知ることから始めよう!』です。

って、当然ですよね?!何に有効・有益か分からないで道具を使うということは、その道具をどのように使えばいいか分からないですから。目的を果たせるかどうかは「運まかせ」になってしまいますね!笑

メディアの特性を理解し、目的に沿って有効・有益なメディアを活用していくこと。

色々な情報が多くて、どのメディアを使ったらいいのか分からない状態のまま使っている人は、是非参考にしてみてください。

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