コミュニティを創りたくて創れない人が陥っている致命的な7つの特徴

第65回東京ワクワク飲み@渋谷コミュニティマインド
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普段はコミュニティ創りに関して「こうしたらイイですよ!」というノウハウ的なことをお伝えしていますが、今回はちょっと視点を変えて「こうやったら上手くいかないよ!」という視点でお届けします。

コミュニティを創ろうとして、なかなか創れない人って本当に多いですね。

そんな人に多く見られる致命的な特徴を7つ取り上げてみます。

これから一つずつ解説していきますね。

最初から他力を当てに動く

最近の風潮なのかもしれないですが、「自分は何も出来ないから仲間と一緒に」という意識が過ぎて、「自分で何とかしよう!」という意識が働かず、「誰かが何とかしてくれるだろう」という他人任せなケース。

コミュニティ創りにおいては、これは大きな欠陥となります。

例えるなら、山登りをする時に「自分は登れないけど、誰かが山頂まで運んでくれるだろう」と考えているようなもの。

一人一人が自立しているからこそ、コミュニティというのは機能する訳です。

山登りなら、自分の足で登っていかないと始まらない訳ですよ。

自分が動いて、その先で自分に足りないモノを、他のメンバーで出来る人のチカラを借りて成し遂げる。

これがコミュニティとしてのイイ形です。

目の前の利益ばかり重視する

「ローマは一日にして成らず」ではないですが、コミュニティというのは、一日でサクッと出来るものではありません。

どんな規模でスタートするにしても、それを継続し、成長させていくことが大事なんですね。

よくある例が、ビジネス目的でコミュニティを立ち上げようとして、イベントを開催した時に、まだ参加者との関係性も築けていないうちから勧誘やセールスをしてしまうケース。

これが参加者が一番嫌うケースなんですよね。

逆の立場になれば一瞬で分かることなのですが、主催する側になるとそれがすっかり頭から抜け落ちてしまう。

コミュニティに参加し続けてもらえれば、じっくり関係性が構築出来ますし、勧誘やセールスをするなら、それからでも十分です。

というより、しっかり関係性が構築出来ていれば、必要なモノを必要なタイミングで提供してあげればオッケーですからね。

目の前の利益を追い求めているのであれば、非効率的なので止めておいた方がいいです。

短期的視点しか持っていない

2つ目の特徴にも繋がるのですが、直近で利益やメリットがないと止めてしまうケースも多いですね。

もちろん、短期的に利益やメリットがあれば嬉しいですが、そればかり求めるなら、わざわざコミュニティなんて創らなくたって良いんですよ。

他に利益やメリットが短期で得られるモノは沢山ありますから。

コミュニティって、そもそも中長期的なモノですし、どちらかというと目に見えない(気付きにくい)メリットや利益の方が多いですからね。

そして、続けてきたからこそ観える景色、そこにある大きな価値が分かるんです。

一度しっかり創り上げたコミュニティというのは、集まっているメンバーにもよりますが、自分一人では出来なかったことを、いとも簡単に実現させてしまう大きな可能性を持っています。

常に周りの環境のせいにする

上手くいったら自分のおかげ、上手くいかなければ周りのせい。

会社の文句ばかり言う、同僚の文句ばかり言う、参加しているコミュニティの文句ばかり言う、こんな特徴の人は、間違いなくコミュニティ創りは上手くいきません。

何故なら、その文句が出る環境を選んでいるのは自分であること、さらには「その文句を言いたくなる事象に対して、自分だったらどうするのか?」という発想が欠けているから。

自分で創ってみたら分かります。その時に、何故そういう状態になり、何故自分がそう感じたのかが。

世の中に完璧なモノなんてないんです。

完璧でないからこそ、常に改善し成長し、仲間と共に歩んでいける。

一人一人が自分自身に責任と覚悟を持って動くことで、そんな素晴らしい環境であるコミュニティも生きてきますね。

言い訳して逃げてばかりいる

コミュニティを創ることに対して、最初は乗り気で勢い良く動き出したものの、忙しくなったりしてくると、それを理由に活動を止めてしまうケース。

これも本当に多いです。

コミュニティ創りは、短期的に利益も出にくいし、先が見えにくいこともあって、重要であるにも関わらず後回しになりがち。

後回しになるから、他のやらなければならない緊急性の高いことに追われて、コミュニティ創りにまで手が回らなくなる。

単純に優先順位の問題なのですが、この優先順位を無意識に下げてしまっているケースがほとんどです。

最初から中長期的にコミュニティを捉えていれば、途中で何があろうとも、優先順位を高く維持出来る訳です。

長く続ける覚悟がないのであれば、初めから創らない方がマシです。

行き当たりばったりで動く

コミュニティ創りというのは、自分の船を用意して、ファミリーを集めて大航海するようなものです。

途中で何が起こるかは分かりませんが、まずは「どこに向かうのか?」という大きな方向性を持った上でスタートすることが大事です。

どこに向かうのか?の羅針盤もなく、やみくもに後悔しても、それは彷徨うに等しいです。

細かい計画まである必要はないですが、まずは自分がどこに向かおうとしているのか?

そのコミュニティがどこに向かおうとしているのか?

そして、コミュニティメンバーがその方向性を把握し、理解し、共感し、共有しているか?

これらがない状態で、行き当たりばったりで動いても、一向にコミュニティは成長していきません。

新しい出会いばかり求める

コミュニティというのは、一つのファミリー環境のようなもの。

コミュニティに参加しているメンバーとの関係を深めて、絆を強くしていくことが大切です。

にも関わらず、常に新しいメンバーを探し求めて、外に出会いばかり求めて動いているケースも多いです。

短期的な思考しか持ち合わせていないと、この傾向がとても強くなります。

新しいメンバーを探すのであれば、「未だ見ぬどこかの誰か」ではなく、「今いるメンバーの先の繋がり」を引き寄せていくこと。

「横に拡げるのではなく、縦に深く掘る」というスタンスでいることが大事ですね。

まとめ

今ある状況、環境の元で、最大限楽しめる創意工夫をしてみること。

こういう動きをしないで、新しい環境や知識を求めて動いていても、仮にその環境や知識を得たとしても、また「隣の芝は青く見える症候群」で、同じコトを繰り返すんですよね。

私がコミュニティ創りを提唱しているのは、自分で環境を創り出すことの重要性を体験・体感してきているから。

外に求めるのではなく、内なる自分に求めて、その求めたモノを自ら創り出す。

そんな自分でいたいですね。

ここまで読んできて、気付いたかとも思いますが、この特徴って何もコミュニティ創りに限った話ではないんですよね。

この特徴に当てはまっている人は、だいたい他のことに関しても同じような状態になっていたりします。

逆を言えば、何やっても上手くいくような人というのは、それらを当たり前にやっていますし、だから、コミュニティも自然と創っていたりするものです。

是非、意識して取り組んでいきたいですね。

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