保存版!初のイベント開催時に失敗しないためのチェックポイント20

ワクワク飲み3周年記念@てっぺん渋谷女道場コミュニティオペレーション
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当サイトでは、顧客をファンに育てる一つの手段として、顧客コミュニティを創ることをオススメしていますし、見込客を集める手段の一つとして、見込客コミュニティを創ることをオススメしています。

とはいっても、顧客コミュニティや見込客コミュニティを創ろうと思っても、実際にコミュニティ創りやイベント開催の経験がないと、最初の一歩を踏み出すのに勇気が要りますよね。

そんなあなたのために、運営者の私が実際に5年以上の間コミュニティ運営をしてきている実録から、これだけは流れとして押さえておきたい20のチェックポイントを用意しました。

今でこそ、当たり前のようにコミュニティ運営、イベント開催を行っていますが、私にも「初めて」があった訳で、その「初めて」があったからこそ、そして、それから常に改善し続けてきたからこそ、実録としてシェアできるだけのネタもできました。

今回は、当時の私の状況と同じような、

・これからコミュニティを立ち上げる方
・これからイベントを開催しようとしている方

のヒントになれば嬉しいです。

以下に、2008年から継続して構築してきている地域密着型飲み会コミュニティ『ワクワク飲み』を事例に、『感動される体感・体験コミュニティ』の入口となるイベントを立ち上げる際のチェックポイントをシェアしますね。

  1. イベント開催やコミュニティ構築の際のチェックポイント20
    1. 1.きっかけは自分で創る(自分の将来の方向性に合うものがよい)
    2. 2.事前に仲間を巻き込んでおく(最低でも2名いると動き易い)
    3. 3.テーマを決める(集めたい人だけを集める)
    4. 4.イベントをコジツケで立ち上げる(誰かと共通の話題があればそれ)
    5. 5.メディアで初動を掛ける(告知や感想記事をアップしてもらい易い)
    6. 6.告知はめちゃめちゃハイテンションで(楽しそうに)
    7. 7.参加者リンクを告知記事に入れる
    8. 8.事前に参加者をシェア(お互いにメディア上で交流してもらう)
    9. 9.告知は頻度と回数を意識(とにかく人目に触れるように)
    10. 10.告知開始から1週間は毎記事告知リンクを入れる(露出を増やす)
    11. 11.告知時期は開催1ヶ月前
    12. 12.一次締切を告知1週間後、二次締切を開催1週間前くらいに設定
    13. 13.一次締切後に事前課題(参加者のメディアを確認&交流させる)
    14. 14.参加者全員が主役(声を大にして言い続ける)
    15. 15.主催者は黒子
    16. 16.参加者を喜ばせることに集中する
    17. 17.開催レポート記事をアップ
    18. 18.レポートは参加者をリンク(感想記事があればそれも)
    19. 19.記念日企画(○周年記念)を大々的に開催する
    20. 20.イベントや企画の内容より、目指す方向性(ビジョン)を語る
  2. まとめ

イベント開催やコミュニティ構築の際のチェックポイント20

▼イベント事前準備
1.きっかけは自分で創る(自分の将来の方向性に合うものがよい)
2.事前に仲間を巻き込んでおく(最低でも2名いると動き易い)
3.テーマを決める(集めたい人だけを集める)

▼イベント立ち上げ〜開催当日
4.イベントをコジツケで立ち上げる(誰かと共通の話題があればそれ)
5.メディアで初動を掛ける(告知や感想記事をアップしてもらい易い)
6.告知はめちゃめちゃハイテンションで(楽しそうに)
7.参加者リンクを告知記事に入れる
8.事前に参加者をシェア(お互いにブログ上で交流してもらう)
9.告知は頻度と回数を意識(とにかく人目に触れるように)
10.告知開始から1週間は毎記事告知リンクを入れる(露出を増やす)
11.告知時期は開催1ヶ月前
12.一次締切を告知1週間後、二次締切を開催1週間前くらいに設定
13.一次締切後に事前課題(参加者のメディアを確認&交流させる)

▼イベント開催当日
14.参加者全員が主役(声を大にして言い続ける)
15.主催者は黒子
16.参加者を喜ばせることに集中する

▼イベント終了後
17.開催レポート記事をアップ
18.レポートは参加者をリンク(感想記事があればそれも)

▼全体的な基本スタンス
19.記念日企画(○周年記念)を大々的に開催する
20.イベントや企画の内容より、目指す方向性(ビジョン)を語る

※ここでは、運営で必要な“事務的な作業項目”は簡略化のため触れていません。
※イベントの種類や規模によって仕込みや流れ、期間等は異なります。

1.きっかけは自分で創る(自分の将来の方向性に合うものがよい)

コミュニティを創るにあたり、流れとしては大きく2つのパターンがあります。

・最初から目的を持ってコミュニティを創る
・イベントや企画を通じて、結果としてコミュニティとなる

例えば、ワクワク飲みの場合は、後者からスタートして、前者にシフトした感じで、目的を後付けでコジツケて「使命」としていきました。

たまたまですが、ブログ経由でリアルに人と逢うという機会があったのですが、当時はまだ、ネットで繋がった人とリアルで逢うという風潮はまだまだ少なかった時期です。

そんな中、10月にたまたま和歌山から東京に出張で来られるブログ繋がりの方がいて、ブログ繋がりの何人かで「飲みたいね〜」と話をしていた中、「せっかく和歌山から来るなら、東京近郊のブログ仲間に声を掛けてみよう!」と思い立ったのがキッカケです。

あなたは何をキッカケにしますか?

2.事前に仲間を巻き込んでおく(最低でも2名いると動き易い)

事前に一緒に動ける仲間を巻き込んでおくことは、コミュニティを立ち上げる時には大事になってきます。

仲間がいるのといないのでは、初動のスピードと勢いが全然違ってきます。

出来ればフットワークの軽い「切込隊長」的な存在がイイですね。

もし、これからコミュニティを創ろうと思い立った時、一緒に巻き込める仲間、協力してくれる仲間はどれくらい周りにいますか?

3.テーマを決める(集めたい人だけを集める)

ワクワク飲みを最初に開催した時は、「ワクワク親睦飲み」と題した親睦会でした。

対象はアメブロの読者繋がり。

参加対象を限定して、「ワクワク」というキーワードに反応する人だけを集めました。

もし、これからコミュニティを創ろうとした時、何を目的に、どんなテーマで、どんな人に集まって欲しいですか?

「自分の集めたい人だけを集める」と考えた時、集めたい人はどんな人たちですか?

4.イベントをコジツケで立ち上げる(誰かと共通の話題があればそれ)

ワクワク飲みで言うと、スタートが10月末開催ということで「ハロウィーン企画」も兼ねて開催しました。

まずは、世間一般に認知されている大きなイベントにコジツケて便乗開催するというのがハードルが低いですね。

世間に認知されているイベント等に便乗するとしたら何が考えられますか?

5.メディアで初動を掛ける(告知や感想記事をアップしてもらい易い)

当時、参加対象者をアメブロの読者繋がりにしたのは、アメブロというある種ウェブ上の大きなコミュニティ(アメブロガーというだけで親近感が湧く)なので。

その中でも、読者繋がりに限定をすることで参加のハードルを下げられますし、同時に、告知や感想レポートも自発的にアップしてもらえる可能性が高い、と考えた訳です。

今であればフェイスブックを使うのもイイですね。

6.告知はめちゃめちゃハイテンションで(楽しそうに)

『人は正しいことより、楽しいことに反応する。』

如何に告知でワクワク感を演出して伝えられるかで、その告知を見た人が「参加したい!」と思えるかの反応が変わります。

7.参加者リンクを告知記事に入れる

告知記事に参加メンバーのリンクを張ることで、参加メンバーの紹介と共に、参加メンバーのメディアにアクセスを流すことにも繋がります。

参加者の認知度アップをメリットの一つとして提供するのもイイですね。

(※顧客、見込客とも、自分のメリットが多ければ多いほど参加する理由になります。)

8.事前に参加者をシェア(お互いにメディア上で交流してもらう)

飲み会(イベント)当日は、時間の制限もあり、全員が交流するのが難しいことがほとんどなので、事前にメディア上でお互いの情報をインプットしておいてもらうことで、当日の無駄な自己紹介を省くことが出来、交流に重きを置けます。

9.告知は頻度と回数を意識(とにかく人目に触れるように)

最初は認知度ゼロからスタートなので、とにかく露出して存在を認知してもらう必要があります。

10.告知開始から1週間は毎記事告知リンクを入れる(露出を増やす)

これは、より人目に触れる機会を創るために、告知後1週間は集中的に告知文とリンクを毎記事入れる。

無名の時はそれくらいやっても足りないくらいです。

11.告知時期は開催1ヶ月前

開催規模によりますが、初めて企画やイベントを開催する場合、少なくとも1ヶ月程度余裕を見て告知すると安心です。

12.一次締切を告知1週間後、二次締切を開催1週間前くらいに設定

全くの初めての場合、早めに一次締切を設けることで、その後の修正を掛けやすくなります。

一次締切の状況を踏まえて二次締切を設定します。

13.一次締切後に事前課題(参加者のメディアを確認&交流させる)

参加者が集まってきた段階で、お互いのメディアをチェックさせ、事前にメディア上で交流を深めさせる。

それによって、当日無駄に自己紹介することなく、交流がスムーズになります。

14.参加者全員が主役(声を大にして言い続ける)

参加者には、参加者という意識ではなく「自分が会を創っている」という意識を持ってもらうために、常に「参加者全員が主役」と言いまくります。

15.主催者は黒子

主催者は告知だけでも十分目立ちます。

当日は出来るだけ黒子になり、切込隊長を前面に出して目立たせること。

意図的に自分を目立たなくするような動きが、結果として主催者の存在を強くし、自然とリーダーとしての価値を生み出していきます。

16.参加者を喜ばせることに集中する

とにかく参加者を楽しませ、喜ばせ、感動させることに集中する。

参加者が満足し、「また来たい!」、さらには「仲間を連れてこよう!」と思えない限り、コミュニティの発展はありません。

(例:バースデーサプライズは鉄板。)

17.開催レポート記事をアップ

イベント開催後は数日内にレポート記事をアップします。

当日の興奮の余韻に浸っているうちにレポートをアップするのがポイントです。

大事なポイントは、熱が冷めきらないうちに2回目のイベントを開催すること。

1回きりにならないように、間髪入れず2回目を開催することで、イベントとして、コミュニティとして、流れが出来やすくなります。

大きな単発のイベントより小さくても継続的なイベントをやり続けることが、コミュニティとしてのブランド構築には効果的です。

18.レポートは参加者をリンク(感想記事があればそれも)

当日誰が参加したのか?が分かるのと同時に、参加者のブログで感想記事がアップされているのをリンクすることで、コミュニティの客観的な評価に繋がります。

第三者の声が口コミを起こすには効果的ですね。

19.記念日企画(○周年記念)を大々的に開催する

定期的な小さなイベントを積み重ねてきたら、『○周年記念』という形で、今まで参加してきたメンバーの帰属意識を高めることと、大きなイベントをやることで外部から注目を集め、一気に認知度をアップさせます。

20.イベントや企画の内容より、目指す方向性(ビジョン)を語る

多くの人は、内容自体にはそれほど関心がありません。

そこに参加するとどうなれるのか?に関心があるのです。

だから、大きな視点で、そのコミュニティをどんな方向性に持っていこうとしているのか?を語ることで、参加メンバーに対して共通意識を持たせることが出来ます。

共通意識を持たせることで、コミュニティメンバー間の結束が強くなります。

ただ楽しいというだけでなく、「大きなビジョンを共有している」という状態を創り出すことで、参加メンバーの意識が高まり、また、外部からも魅力的に映り、コミュニティとして影響力を持ち始めるようになっていきます。

目立たない要素ですが、この部分を徹底することがコミュニティの感動体質を生み出すので、意識して取り組みたいところです。

・何故、コミュニティを創るのか?
・何のためにコミュニティを創るのか?
・どんなコミュニティにするのか?

是非、意識してコミュニティメンバーと共有しておきたいですね。

まとめ

ネット社会になり10年以上が経ち、あらゆるコミュニケーション手段がネットを介することが多くなってきました。

ダイヤルアップから ISDN、ADSL、光ファイバーと通信技術の進化と共に、ウェブサイトは今や60億サイト以上になっていると言われています。

インターネットが普及する前、ブームとなった携帯電話の契約数は1995年〜97年で1500万台増加し、2014年2月末時点では累計1億3700万台を突破しています。
※社団法人電気通信事業者協会調べ(詳細データはこちら>>

さらに遡ると、20世紀後半の携帯電話が普及する前は、コミュニケーション手段はリアルなコミュニティしかありませんでした。

人と人が直接繋がって、体感・体験を通じてコミュニケーションを取っていました。

まさに体感・体験コミュニティです。

あまりにも便利になり過ぎてコミュニケーションが無機質になってきた今、昔のような体感・体験コミュニティは、どれくらい存在しているのでしょうか?

現在、情報が溢れている成熟された世の中、消費者は疑いの目から入る行動パターンになっているのをご存知ですか?

それも知らずに製品やサービスの良さを訴え、価格競争をし、常に新規顧客を追い求めている人や会社がほとんどではないでしょうか?

こんな時代だからこそ、ウェブで繋がるだけでなくリアルで関係を深め、どれだけその関係の中でリーダー性を持ち、ファンを増やすことが出来るか?

そして、コミュニティを持つこと、がビジネスを展開する上で重要になってきます。

巷ではランチ会や交流会が溢れていますが、そのランチ会や交流会は参加者を感動させられていますか?

参加して単に「よかった」で終わっていませんか?

そこで何か実利に繋がる有効・有益なものは生まれていますか?

参加者の記憶と感情にアプローチして、“持ち帰れるギフト”を残す。

これが感動される体感・体験コミュニティには必要不可欠です。

何もギフトがないコミュニティでは、リピーターはおろか、既存の参加者も離れていってしまいます。

既存の参加者を満足させられないコミュニティに発展の兆しはありません。

如何に参加者を楽しませ、喜ばせ、感動させるか?

これには言われてみれば当たり前のごくごくシンプルなコツがあります。

このコツを一連の流れに仕組化するためにはちょっとした秘訣があります。

事業・起業・副業において、その他大勢から突出するために、本気で「顧客に感動される体感・体験コミュニティを創造したい!」とお考えの方は、無料メール講座&メールマガジンも合わせてご覧下さい >>

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