ファンコミュニティラボのhikkyusan(@hikkyusan)です。
だいぶ前に読んでレポートアップしていなかったので、遅ればせながら『AKB48の戦略!秋元康の仕事術』を読んだ上でのコミュニティ構築ネタをシェアします。
AKB48を一つのコミュニティを捉えると、この本に書いてある内容をそのままコミュニティ構築に置き換えて読むことができます。
そのAKB48のプロデューサーである秋元康さんの仕事に対する考え方、AKB48に対する考え方は、これからコミュニティを創ろうとする人にとって、ものすごく有効・有益ですね。
まず、一番大きなところは、AKBは「プロ野球」ではなく、甲子園を目指す「高校野球」だというところ。
これは、置き換えるなら、ちょっとニュアンスと視点が異なりますが、著名でもなく知名度もなく、全くの無名な状態から自分発のコミュニティを創り上げるという立ち位置とリンクします。
その無名な状態から、人や社会に認知され、影響力を持っていき、ファンを創り、ファンを巻き込み、コミュニティを育てていく。
まさに、そんなゼロからのコミュニティ構築ストーリーを描くキッカケになるような本ですね。
●コミュニティ主宰者の視点と参加メンバーの視点
この本を読む際には、2つの視点から見るといいですね。
一つはコミュニティ主宰者の視点、もう一つはコミュニティ参加メンバーの視点。
それぞれ、プロデューサー秋元康さんの視点と、AKB48のメンバーの視点です。
・コミュニティを全体から見てどのように構成して動かしていくのかというプロデューサー視点
・コミュニティ参加メンバーとしてどのような立ち位置でどのような役割を担うのかというプレーヤー視点
選ばれるコミュニティになる!そのコミュニティでしか体験できないものは何ですか?にも書いたことを、この両方の視点から“コミュニティに関わるメリット”や“コミュニティを選ぶ理由”についてしっかりと押さえておくことが大事です。
どちらか一つの視点では駄目なんです。両方の視点がないと。
コミュニティは主宰者と参加メンバーの両方がいて初めて構成されるものなので。
●コミュニティ主宰者はプロデューサーになること
コミュニティを創り、運営し、育てていくという主宰者の立ち位置は、AKB48の総合プロデューサーである秋元康さんのような立ち位置なんですよね。
コミュニティという場を創り、それぞれの参加メンバーにとってどんな居場所にしていくのか?
何もあのレベルまで到達する必要はありませんが(笑)、秋元さんのプロデュースにおける考え方や仕事に対しての姿勢は、コミュニティ構築において間違いなく必要だと思います。
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こうやって、“コミュニティ創り”をいう視点を持ちながら読むとものすごく参考になりますし、自分のコミュニティに置き換えられる材料が盛り沢山なので、是非手に取ってみてくださいね。
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