「人間教育」の大切さ

「人間教育」

こんな言葉を書くと大げさな気もするが、今最も足りていない教育はコレではないかと個人的には思う。

何故か？

学力うんぬんよりも、人間としてなってない！と思われる人が多すぎるからだ。

大人も子供も。

「人間教育」とは何か？

自分なりに定義するならば、

「社会の中で生きていくうえで、他人に迷惑をかけず、自分の言動に責任を持ち、けじめと他人に対する思いやりを持った人間を育てる教育」

かな。

社会で生きていく以上、他人と関わることは避けて通れない（無人島で生きていく以外は）。

自分のことしか考えない人が多いのは、きちんと人間教育を受けてこなかったからだと思う。

「他人に迷惑をかけない」

そう考えれば、自分のことよりもまず相手の立場に立って考えるようになるだろうし、自分勝手な行動は少なくなるだろう。

相手を思いやる気持ちを持っていれば、争いごともそうそう起こらないだろうし。

また、最近は「自由」を履き違えている人が多いこと多いこと。

「自由」であるということは、それに対する「責任」が伴うということだ。

何も「野放し」という訳ではないことを理解してない人がいかに多いことか・・・。

2、3年前、「ラスト・サムライ」の影響で「武士道」ブームがあったが、予想通りブームで終わってしまったことが残念でならない。

もう一度、ブームではなくしっかりと根付く雰囲気が出来ないかなぁと考えてしまう。

時代が逆行するようだが、私はこの「武士道」の精神を教育に取り入れるべきだと思う。

何故か？

最近の歪んだ子供たち（その親も含む）を是正していくには、ある程度厳しい教育（しつけ）が必要だと思うし、むしろそうでもしないと不可能なところまで来ているのではないかと考えるからだ。

個人的にはこの「武士道」こそ、

人間教育の根本ではないかと思っている。

義、勇気、仁、礼儀、名誉、忠義、等々

↑人間としてごく当然のように備えているべきものだと思うし。

今後、教育現場にてきちんと人間教育がなされる環境が出来ることを期待している。

むしろ、自分が何らかの形で教育に関わっていきたいとは思っているが。。

（いつになるか分からないので・・・。）