貴重なコメントありがとうございました!

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>天下無敵の問題教師 様

貴重なコメントありがとうございました。

私のような教育関係者でもなく、教員経験もない者が書いていることですので、的外れなこともあるかもしれません。

その辺りはコメント頂き、ご修正頂ければと思います。

今後とも宜しくお願い申し上げます。

最初に、”熱のある教員が少ない”は断言し過ぎました。

これについてはあくまで、”私の聞いた話の中では”と限定させて頂きます。

その上でコメントに対して私の思うところを書こうと思います。

まず、天下無敵の問題教師さんが仰るように、

「最初はみな、子供たちが大好きで、熱い心を持っていた」

かもしれません。

その方たちがみな、今も同じ熱を持ち続けていますか?

初心を忘れずに取り組んでいらっしゃいますか?

ずっと熱い教える心をお持ちである天下無敵の問題教師さんのような方ばかりであれば、何も問題ないと思います。

ただ、一部かもしれませんが、それが冷めてしまっているケースがあること、が問題なのではないでしょうか?

教育制度が情熱を奪ったのかどうかは知りませんが、理由はどうあれ”冷めてしまっている”という事実は事実として、真剣に考えていく問題ではないでしょうか?

私が聞いた話の中には、

「自分の好きなように授業をやっていて生徒のことを見ていない」
「生徒の手本になるべき教員が遅刻常習犯で何事もなくいられる環境」
「いじめがあっても積極的には触れようとしない」

等々、普通に考えれば理解に苦しむことも多々あります。

これは全体にしてみればほんの一部の話かもしれません。

しかし、現実としてこのような環境があるということは認識して、対処していく必要があるのではないでしょうか?

また、誤解を招いてしまったようですが、私は査定云々をとやかく言うつもりは全くありません。

熱の冷めた教員をいなくするにはどのような方法がよいのかを考え、一つの例として査定の話を出しました。

それで少しでも良くなるのであれば。

他の方法があるのであればその方法でも構わないと思います。

教員がみんな、情熱を持って取り組める環境が整えば。

授業が多い
行事が多い
問題行動や事務処理が多い
保護者からの電話対応

とやることが多くてたいへんな状況なことは察します。

だからこそ事務処理やマネジメント的なことは管理職が行い、教員は教えることに専念出来るように、明確に役割を分担すればよいのではないか?と考えています。

管理職の問題ではないとのことですが、私はそうは思いません。

教員にもっと時間を与えなければならないのであれば、その環境を作り出すのがマネジメント層(管理職)の仕事だと思います。

個々がタイムマネジメントできないのであれば、組織としてタイムマネジメントすべきでないですか?

休む間もなく働いている教員が教えること以外で手一杯なのであれば、それ以外(例えば事務処理等)のことは専任で担当をアサインするなどして対応出来ないものなのでしょうか?

現場の教員は、

「子供や保護者のために良い中学校生活を送ってもらいたい、その一心です。」

と言っても、学校全体としてその心を生徒に十分に届かすことが出来る環境を整備していなければ、実際にはその心がどこまで届くのでしょうか?

日々の仕事で疲れきっている教員の方々が、よいサービスを提供し続けることは酷だと思います。

このような環境を打破するためにどうすればよいか?を考えていく必要があるのではないでしょうか?

本気で前述の熱い心を持っているのであれば、個々の教員だけでなく学校全体でその思いを持ち続けるべきではないでしょうか?

これもまた誤解を招いてしまったようですが、”生温い環境”という言葉は、私が思い描いているのは校長、教頭等の上層部がメインです。

現場教師に対してはそれほどそういう思いはありません。

(聞いた話で、一部はありますが・・・)

私は、「子供や保護者のために良い中学校生活を送ってもらいたい、その一心です。」という心は本当に大切だと思っています。

こう考えている天下無敵の問題教師さんのような先生方ばかりになればいいのにと思います。

忙し過ぎて余裕がない状況だからこそ、一歩引いてみて対応策をじっくり検討することも必要なのではないでしょうか?

それが「机上の空論」になってしまうかは、その取り組み次第だと思っています。

最後に、非常に大変な状況だと思いますが、お体には十分気を付けて頑張って下さい。

コメント

  1. mhikita より:

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    なるほど、文科省ですか。そういう方向もありですね。私が今考えているのは、新しい教育スタイル(進学塾ではない)を立ち上げて新たな流れを作り出すことです。その結果、文科省や教育委員会が考え直さないとならない雰囲気を作り出せれば、とイメージしています。やはり民衆の力は偉大です。このブログを始めて色々な方々からご意見を頂くことが出来、参考にさせて頂きながら今後のプランを練っています。アドバイス等ございましたら、どんどんコメントお願いします。

  2. keeneko より:

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    初めまして。
    教育の問題について,現場外の方が,これほどまでに「熱く」考えてくださることは大変ありがたいことであります。
    ただ,私も「天下無敵さん」とは何度か意見の交換をしていますが,やっぱり現場は現場でできることを最大限工夫しながらやっていくしかないと思います。私は32歳なので,とりあえず,私より年下の教員と教育の今後についてよく話をしています。(もちろん学ぶべき先輩にはきちんと学びますが。)
    …。「踊る大捜査線」ですよ。
    あなたの言うことはほとんど間違っていないと思います。正論です。
    そして,あなたが「本気」なら,教育委員会もそうですが,文科省にに入るべきなんです。
    私自身は「踊る~」をみて,そう思っちゃいましたね。
    いかがでしょうか?文科省入り。
    又は一度現場を経験して織田裕二のようにかっこよくはいかないけど,頑張ることもオススメですよ。
    ちなみに私はクールなようでいて,泥臭いのが大好きです。
    初めてなのにすみません。気を悪くしたら謝ります。

  3. mhikita より:

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    >天下無敵の問題教師さん
    やはり教育委員会がネックになってそうですね。校長、副校長が教育委員会の下請けに過ぎないという現状は非常に問題だと思います。どういう形でか分かりませんが、教育委員会にメスを入れる必要がありそうですね。まだまだ私はこの辺りの教育システム(教育委員会と学校との具体的な関係等)に関して無知なので、色々な方々の情報、ご意見を参考にして何か出来ないかなぁと考えています。今後とも宜しくお願いします。

  4. SECRET: 0
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    昨日は大変失礼しました。少し、お酒が残っていたようです。気分を害されたことお詫びいたします。さて、あなたの書いておられること、やはり一部あたっています。私のブログ名の一部である、「問題教師」ですが、実際、問題教師が多いのは現場でも悩みの種なのです。その方たちはだいたい一校に一人はおられると思います。現場ではその方々をM教員と呼んでおります。その人たちのフォローをするのも大変です。だいたいその人たちは短期間で移動していただいておりますが・・・。また、時間を作り出すのは管理職の仕事ではないのです。行政の仕事なのです。校長、副校長には権限などほとんどなく、教育委員会の下請けに過ぎないのです。週当たりの持ち時間数というのが決められておりまして、その上限いっぱいは授業を受け持たねばならないのです。そうすると、一日に1時間ほどしか空き時間がなく、そこで、授業の準備、事務処理、行事の準備を行います。生徒に喧嘩でもされたらその貴重な時間を生徒指導にとられ、それこそ良い授業など程遠い現状なのです。これは、週6日あったときと同じ授業時間数を受け持てという無理な注文からきているものです。6日間で20時間授業するのと、5日間で20時間授業するのとどちらが余裕があるか誰だってわかりますよね。その上、生徒数が減ってきているからひとつに学校の教員数も減る。でも学校の中の仕事量は減らないから。少ない教員で仕事を分担するから一人当たりの校務分掌も増える。多くの原因は教育制度にあると思われます。お金が出せないから、教員を増やせない。ちなみに私は管理職になる気はありません。あなたが思っているほど管理職に権限はなく、教育委員会の下働きに過ぎません。かわいそうな立場です。少ない管理職手当てで。

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