仕事?家庭?何を最優先にする?僕の心を決めたある小学生との出来事

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椰子の木

もうすくゴールデンウィーク。これからアウトドアモード全開な季節がやってくるのが今から待ち遠しい今日この頃。

気付けば今年も四半期と1ヶ月が過ぎようとしていますが、最近ちょっと話のネタにもなってるので、年始に立て続けに書いた記事、

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の裏にあった、今年一年というより、今後の自分の在り方を改めて考えるキッカケとなった出来事についてシェアしようと思います。

本当に大切なものを後回しにしてない?

最近は仕事として関わる層が変わったこともあって周りには少なくなりましたが、以前関わっていた層は、ビジネスにどっぷりの反面、家庭を後回しにしてる人がかなり多かったですね。

何が大切なのか、その大切な度合い、優先順位は人それぞれだし、どれが正しいなんていうのもないです。

だから、それをどうこうしようなんて全然思わなかったですが、ふと仕事の話題から離れて家庭についての相談をされた時(何気に多かったね、こういう相談…)は、「僕だったら間違いなくこうするね!」という選択を答えてました。

というのも、僕自身、まだ結婚もしてないし、子供もいないけど、数年前にある出来事があったことで、自分が本当に大切にしたいもの、大切にすべきものがはっきりしているから。

その出来事というのは、ある小学校2年生の一瞬の表情を目の前にしたことです。

大人の一日と子供の一日

裏マガ読者にはシェアしている話ですが、僕は今、お願いされて知り合いの娘さんの家庭教師を合間ながらにやっています。

今は、上の中3の子だけ見てますが、一時期は下の子も見てたんです。

2年前かな?学校行事の運動会があって、「先生、見に来てね!」と言われて、上の子の運動会はタイミングが合って行けたのですが、下の子の運動会はどうしても仕事がズラせずに行けなかったんです。

「ごめん!仕事がズラセないから行けないな…」

その時の下の子の本当に残念そうな顔を見た時、そして、その後に残念さをこらえるような笑顔で「仕事じゃしょうがないよね…」という言葉を聞いた時、自分の子供じゃないけど何かモノスゴク心が痛んだんですよね。

僕ら大人にとっては一日くらいはリカバリーが利きますが、子供たちにとっての一日、しかもイベントは「その時しかない」訳です。

小学校2年生での運動会はその時にしかない訳で、次の運動会はまた一年後になるし、次は3年生での運動会になるんだから。

その晴れ舞台を見に来て欲しい!って願ってもそれが叶わない…って、子供の立場だったら…

今、こうして記事にしているのも、この一件の自分の選択を後悔しているからなんですよね。

ふとした時にこの場面が思い出されてきて、その度に自分に問い掛けてたりするんです。

「あの時、本当に仕事をズラせなかったんだろうか?」
「どうすれば仕事をズラすことが出来たんだろうか?」
「あの仕事を前倒しにすれば良かったんじゃないか?」

まだ、結婚もしてないし、子供もいない僕ですが、この時、「自分は絶対に子供の行事は最優先にする!」って心に決めたんですよね。

家庭ファーストな生き方を選ぶ

以前は、「こんな世の中にする!」「社会を変える!」という大志を抱いて、それを実現させるべくビジネスに取り組んでいましたが、今はちょっと違ってきています。

まずは、自分と家族や大切な人が幸せであること。その幸せで溢れた雰囲気というかエネルギーが周りに伝播していくことが、自然なカタチなんだって心の底から強く想うから。

その連鎖を起こすためにも、自分と周りが最高に幸せだと言い切れる状態を創り出すことが最優先だと。

もちろん、大志は変わらずに抱いてますし、それを成し遂げるために動くのは変わりません。

だけど、どんなに大志を成し遂げようと、一番大切にしたいものが後回しになるのは全くもって本末転倒だと思ってるので。

だから、今何よりも大切にしているのは、新しい出会いよりも既に繋がっている人、更には、今自分にとって本当に大切な人との繋がりを最優先にすること。

今はもちろん、これから先も最優先にするのはブレないでいたいですね。

類は友を呼ぶ

最近はこんなことをよく話してたりするのですが、それもあって、今の僕の周りにはこういう考えに共感する人が増えてきています。

以前とは全く違う層ですね。まさに、類は友を呼ぶ。

家庭もビジネスも両方とも大切だし、しっかりバランスを取ることが大事なんですよね。

何のためにビジネスをしてるのか?

どこかの知らない誰かのために時間という大切な資源を使って、何より自分の近くにいる大切な家族や大切な人を後回しにしてないか?

時々見直してみると良いですね。

最後に

こういう大切なことに、こういうタイミングで(2年前ですが…)気付かせてもらえたことは本当にありがたい限りです。

もちろん、ある一時期は、集中的にビジネスを最優先に取り組んでカタチを創り上げることも大事です。

でも、常に家庭や大切な人の存在があることを忘れないで、可能な限りその繋がりを最優先にしていたいですね。

「今、目の前のことは、家族や大切な人を差し置いてまでやらなければならないこと?」

迷った状態で焦って行動を起こす前に、一呼吸おいて自分に問い掛けてみると、余計なことに振り回されなくなりますね。

少なくとも僕は、この出来事があって以来、最優先に大切にするものは明確になっているので、全ての判断基準がそれに沿ったカタチになっています。

厳密に言うと、大切なものを最優先に大切にすることは、自分の中の大切にしたい価値観の一つを満たしていることだから。

補足しておくと、一見矛盾するようですが、大切なものを最優先に大切にするからこそ、それを差し置いてまで今やるべきことがある場合には、それに没頭することだってあります。

自分が最も大切にしたいもの、それを最優先に大切にする。
そのためにやるべきことをやる。

シンプルにいきたいですね。

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