「教える」ということ

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今年の7月、International Symposium 2005に参加してみた。

このSymposium、教育のあり方について今一度考え直すいいキッカケになったと思うが、正直言って物足りなさが残った。

政策課題と教育改革がテーマということもあり、全体的に論じられていたものが教える側からの視点のみで、学ぶ側からの視点がほとんど考慮されていなかった点だ。

また、制度面からも論じられていたが、これもまた教える側の視点ばかりだ。

あれだけの有識者(教授や教育関連組織の方々)がいらっしゃって、ちっとも学ぶ側の見解が出てこなかったのには驚いた。

色々素晴らしい発表はされていたけど・・・。

教えるということは、学ぶ人がいるということだ。

その学ぶ人の視点抜きにして政策や教育改革は成り立たないと思う。

今回のSymposiumで取り上げられなかっただけならいいけど。

今後はこのような場で受け手の視点からも議論されることを期待している。

教師に求められているもの。

それは単に知識として科目を教えるだけでなく、もっと広い視点で物事を教えること。

LongmanのWeb版英英辞典で"teach"を調べてみてもよく分かる。

teach
  
1. school/college etc [intransitive and transitive]
  to give lessons in a school, college, or university,
  or to help someone learn about something
  by giving them information  [⇔learn]
2. show somebody how [transitive]
  to show someone how to do something
3. change somebody’s ideas [transitive]
  to show or tell someone how they should behave
  or what they should think
4. experience shows something [transitive]
  if an experience or situation teaches you something,
  it helps you to understand something about life

* Longman Dictionary of Contemporary English Online より

通常は1.しかイメージしないかもしれないが、他の意味も見落としてはならない。

特に初等教育においては、1.よりも他の方が重要になってくると思うし。

先日のSymposiumでは明らかに1.についてしか触れていなかったが・・・。

「教える」という意味を再認識して、今後議論していって欲しいものだ。

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