先日別のBlogにて取り上げたホワイトバンド。
このところ色々と批判が出始めてきたようだ。
主な批判は、以下のような内容とのこと。
・募金が途上国に送られないと知っていたら買わなかった
・募金にならないなんて知らなかった
・利益の使途を詳しく知りたい
3点目については分かるが、1、2点目については如何なものかと。
今の世の中、知ろうとすれば情報は簡単に入手出来る。
ホームページにもきちんと書いてあるし。
↓こちら
ほっとけない 世界のまずしさ
私はホームページを見て、内容に納得して買った。
自分でしっかりと情報を収集せずに、後から自分の考えていたことと違ったといって批判する。
そもそも趣旨を理解しないで賛同なんて有り得ないと思うのだが?!
それこそ軽い気持ちで買ったのではないか?と思ってしまう。
自分で買うことを選択したのであれば、それは自分の責任だ。
無理やり買わされた訳ではないのだし・・・。
何か問題が発生するとすぐ他人の責任にする。悪い癖だ!
甘え過ぎだと思う。ほんとに。
そもそもある物事に対して、
・それがどのようなものなのか?
・どのような背景があるのか?
・本当にそれが正しいものなのか?
等々、自分なりに考える習慣がないのが問題だとも思う・・・。
常に自分の力で考える癖をつけさせる教育環境を用意すべき。
もっと物事の本質を見抜く力をつけていく必要があるのではないか?
最後に。
今まで通り、チャリティは必要だし、続けるべきだと思う。
ただ、それに加えて今回のような試みが上手くいけば、より効果的に支援出来るような社会システムを作っていく大きなきっかけになるのではないか、と個人的には期待している。
確かにホワイトバンドを買ったからといって、直接支援にならないかもしれない。
でも、これを機に一人でも多くの人が貧困の現状に目を向けるようになればよいと思う。
何が出来るのかを考えて、実際に行動するようになれば・・・。
コメント
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確かに、お金を出せばボランティアを思い込んでいる気はしますね。。意識の問題ほど難しいものはないですね。だからこそ、今回のホワイトバンドのような試みは非常に意味があるものと思っています。一人でも多くの人が意識を変えるきっかけになるのでは、と期待しています。
p.s. 私もどういう形でか分かりませんが、教師の意識改革を含めた大きな意味での教育改革の実現に関わりたいと考えています。
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私もホワイトバンドをつけています。無論購入したときから「これは募金ではない」ということは承知です。一気に20個くらい買って回りのみんなに配りました。説明はしています。日本人の気質に由来するものだと思います。とにかく金を出せばボランティア、援助になると思い込んでいる人種ですからこういう論議もわかります。以前に韓国や、シンガポール、ベトナムなどに行ったときに金をちらつかせて横柄な態度で接する日本人をみたときに日本人でいることが嫌になったことがあります。今日の新聞にナイロビに日本の産業廃棄物を捨てているという記事を見ました。結局は意識の問題なのですが、そこが日本人には一番難しいのですね。だから教育改革も進みません。教師の意識の問題が大きすぎるからです。