ファンクラブ会員限定ツアー、まさにファンにとってはタマラナイですよね。
「ファンクラブ限定イベント」という響きに滅法弱いhikkyusan@コミネトです。
って、「ファンコミュニティ」をテーマに活動しているので、当たり前っちゃ〜当たり前なんですが。
ORANGE RANGEがファンクラブ限定のツアーを開催するそうですね。
実は、この「ファンクラブ限定」という形が、お客様をファンに育てる一手になっているんです。
今回は、このネタをキッカケにして、お客様が“熱狂的ファン”にならずにいられなくなる『MAOSSの法則』に当てはめて考えてみようと思います。
ファンクラブ会員限定ツアー
ORANGE RANGEの熱狂的なファンに対してのエコヒイキ、一般のORANGE RANGEファンに対する嫉妬心の掻き立て。
まさに、MAOSSの法則の4つ目『嫉妬させること』ですね。
『嫉妬させる』って聞くと、「ちっ、何だよ、あいつ!」という妬みのようなマイナスイメージが強いと思いますが(笑)
ここではそうではなく、
「あれ、私もして欲しいな〜♪」
と羨ましい気持ちを高ぶらせる、ということです。
この『嫉妬させる』を上手く使えると、
熱狂的ファンが“より熱狂的なファン”に、
ファンが”熱狂的ファン”に、
ちょっと好きかなという人が“ファン”に、
ステップアップしていく
という一手となります。
ORANGE RANGE LIVE TOUR 008~PANIC FANCY~at 武道館 [DVD]
そういう意味で、この“ファンクラブ会員限定ツアー”というのは、ファンクラブの会員でないと申し込めませんので、一般のファンにとってはファンクラブ入会のキッカケにもなるでしょうね。
さらにはチケットの枚数制限があり、1会員で1公演につき2枚まで(複数公演申込可能)となっているので、熱狂的ファンは、
「私はこれだけ全国各地の公演を一緒に回った!」
なんていうことをステータスに感じるのもありますしね。
こうやって、会員も非会員も、その立場に応じてファン化の感情を掻き立てる、という『MAOSSの法則』を自分のビジネスで取り入れる際に参考になる事例ですので、是非「自分だったらどうするだろう?」と置き換えて考えてみてくださいね☆
ちなみに、RANGE AID+に入会すると、
・ライブチケット優先予約
・RANGE AID+ オリジナル会員証発行
・RANGE AID+ 会員ページへのアクセス
・RANGE AID+ 会員向けメール配信
・RANGE AID+ 会員向けニュース配信
・RANGE AID+ 会報の配布(DVD会報含む、年に4回発行予定)
・ORANGE RANGE オフィシャルグッズの優先購入
・イベント参加の優先申し込み
・テレビ収録観覧の応募
など、会員向けの限定コンテンツやサービスが随時企画予定になっているようです。
これはあくまでもメジャーなアーティストのファンクラブのケースですが、弱小の個人事業主においても置き換えられるコンテンツはありますからね。
是非、参考にしてみてください。
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