コンフェデ杯の開幕ブラジル戦完敗にみるチーム力の根底にある個人力の必要性と重要性

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hikkyusan@コミネトです。楽しみにしていたコンフェデ杯の開幕戦、対ブラジル戦でしたが、結果は0−3の完敗でしたね。もう少し張り合えるかと期待はしていましたが。

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先日、ワールドカップを決めた後の記者会見で、本田圭佑選手が名指しで各選手のレベルアップを指摘したのは記憶に新しいですよね。

今回のブラジル戦の結果を見て、改めて日本代表チームメンバーも、心から日本代表チームを応援しているサポーターもその意味と意図を痛感したのではないかな?と思います。

日本の最大のストロングポイントというのは、チームワークなんですけど、でもそれは、そんなことは生まれ持って持っている能力なので、どうやって自立した選手になって、個を高められるか。 By本田圭佑

これは本当に大事なポイントだと思います。チームワークというのは馴れ合いではなく、強い個が相乗効果を生み出すのがチームワークなんですよね。

お互いを支え合うという“マイナス面のフォロー”ではなく、お互いを刺激し合い、磨き合い、それによって個で動く以上の成果を生み出すという“プラス面の加速と相乗効果”がチームワークの基本軸かと。

仮に掛け算でチーム力が測れるとして、個人が1の力(日本代表選出の最低ラインを1とする)ならば、

1×1×1×1×1×1×1×1×1×1×1=1

11人集まったところでチーム力は1なんです。これなら1人でやってもいい訳ですよね(笑)こうやって計算してみると、誰か1人が2倍の力になったとしても全体の力は2に過ぎないんですね。

もし各メンバーが仮に1.25倍の力になれば、全体で11.64倍の力になります。でも、これでもチームとして動くにはまだまだですね。1人当たりに換算すると1.05の力で、自分がアップした力の1.25以下ですから。

もし1人が1.3の力になれば、全体は17.92倍の力となり、1人当たりに換算して1.63の力となります。これでようやく自分の力以上の力が、チームワークによって生まれることになります。ここからチームワークの話がようやくできるステージに立てるというか。

それでも、個人が1.3倍の力くらいになったところで、世界の強豪国の選手と1対1で勝てませんし、もっともっと個の力を高めていく必要があるということですね。

そういう意味で、本田選手のコメントにはものすごく共感しますし、何よりこれはコミュニティ構築においてもそのまま通じる話なんですね。

最近はビジネスの世界でも、ようやく「コミュニティ」という言葉もあちこちで見掛けるようになりましたし、著名な方々もコミュニティの重要性を語りはじめてイイ流れになってきていると思います。

ですが、大事なことは、

何のためにコミュニティを創るのか?
そもそもコミュニティって何?
どんなコミュニティを創っていくのか?

という基本的なところなんです。

※これからお伝えすることは、「仕事に繋がるコミュニティを創る」という視点の話で、楽しいコミュニティに参加するだけスタンスの人に向けての話ではないので予めご了承ください。

土台のしっかりした、中長期的に安定していくコミュニティを創るのであれば、そもそもコミュニティとは何なのか?この定義をしっかり持つことから始めることです。

例えば、hikkyusanはコミュニティをこう定義しています。

コミュニティとは、

ある共通の目的、ビジョンを持った共感し合える仲間が集まり、
お互いが協力し合える機能性を持った人と人との繋がりの集合体
である。

多少の言葉の誤差はあるにしても、言いたいことは伝わるかと思います。単なる人の集まりをコミュニティとは呼んでいません。実際には、それもコミュニティなんですが、自分発のコミュニティを創ろうと考えている人にとってはあまり意味がないですから。

自分の目的を果たすために、それに向かって機能する集まりを創ることが大事であり、必要なことなんですよね。

これが正しいとか間違っているということではなく、一つのコミュニティ創りにおける“モノの見方・捉え方”です。コミュニティを創っていく際に、特に“コアに関わっていくチームメンバー”に関しては、この捉え方はものすごく大事になってくると思いますよ。

コミュニティとは何か?
共通の目的は何か?
ビジョンは何か?
メンバーにしたい人はどんな人か?
チームワークとは何か?
チームワークの前提となる個人力とは何か?
その個人力をどれだけレベルアップする必要があるのか?

是非、自分のコミュニティに置き換えて考えてみてくださいね☆

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