コミュニティ階層明確化の重要性と必要性を実感 #ブロガーサミット

ブロガーサミット2013 イベント
この記事は約4分で読めます。

ファンコミュニティラボのhikkyusan(@hikkyusan)です。

先週末に参加してきたブロガーサミットのレポートがてら、コミュニティ階層を明確化する重要性と必要性についてシェアしようと思います。

ブロガーサミット2013

先日、1,000人規模のイベント『ブロガーサミット』に参加してきました。

約1,000人のブロガーが同じ場所に集まるというだけでもスゴいことだなーと思いますが、実際に参加してみて、また、ツイートや感想記事を見て、参加者のコミュニティ階層を垣間みることができました。

▼ブログをやっている人
▼ブロガーという意識のある人
▼ブログでビジネスをしている人
▼ブログで共通のテーマで繋がりのある人
▼ブログから派生してオフ会で集まる人
▼ブロガーサミット主催者チーム

というように、同じ会場にいながら、“ブログ”というキーワードでいくつかの層に分かれているんですね。

どれが良いとか悪いとかではなく、置かれている環境も違えば、いる土俵も違うし、求めているものも全然違うということ。

各層が求めているものも違えば響く言葉も違う

パネルディスカッションは、どちらかというと、こういう各層に対して何か伝えたいメッセージがあるというより、テーマありきで構成されていた感じですね。

大テーマだけでなく中テーマや小テーマを同時並行で進行して(会場をパーティションで区切ったり)、興味があるテーマのパネルディスカッションに参加できるような形にするとか、参加者の属性(コミュニティ階層)を意識した形にできたら、より得られるものが明確になったんじゃないかな?とか思ったりします。

アプローチする層は具体的にする(絞る)方が、そこに対して響く言葉を用意できますからね。

例えば、「ブログを何となくやっている」というレベルの人と、「ブログをビジネスモードでガンガンやってます」というレベルの人では、響く言葉が全然違ってきますし…

と、今回のブロガーサミットにそこまで求めるのは筋違いだと思いますが、あくまでも自分に置き換えて考えられるネタとしてのシェアなので悪しからず。

やっぱり対象が広くなればなるほど、伝えるメッセージも広く浅くなる。

浅くなるから心に響かない。

まさにそんな体験・体感をしてきた訳ですが、これってそのままコミュニティ創りにも置き換えられます。

コミュニティのテーマを拡げれば拡げるほど、広く浅く繋がる人が集まりますし、具体的に絞れば絞るほど、狭く深く繋がる人が集まる。

どんな層を集めたいかによりますが、「自分の目的を果たす階層はどこか?」を意識してコミュニティ創りをしていきたいですね。

今回のサミットで言うなら、趣味でやってるブロガーとビジネスでやってるブロガーでは、求める情報やネタが違いますし、どちらかに向けた情報は、もう一方には退屈な情報だったりするのと、両方に届かせようとするとものすごく漠然とした言い回しになったりしますからね。

(自分に置き換えて考えられる人ばかりなら、全く問題ないんですけどね…笑)

こういう「ブロガー」という広いテーマで集めるのであれば、

「前述の各層が今後もブログをやっていくことによってこんな世界を創っていける」
だから「それぞれの立場で思う存分ブログを楽しんでいこう!!」

というような、サミット全体というかブロガーというか、社会への影響や役割とか、みんなが共通で目指せる方向性はもっと強調してもよかったんじゃないかな?と思いますね。

※あくまでも、コミュニティという視点で捉えたらね。

まとめ

コミュニティを創りたいなら、まずは人が集まる環境に身を置いてみて、そこにいる人たちを階層分けしてみること。

そして、客観的にそのコミュニティ空間を体験・体感してみること。

こういうことって頭で分かっていても、実際に体験・体感してみないと本当の意味では分からないので、是非、こういう“観察の視点”を持って、人の集まる場に出向いてみてくださいね☆

コミュニティを創る際、集めたい対象を明確にすることから始めることが大事ですね☆

と、改めて感じたブロガーサミットでした。

コメント

タイトルとURLをコピーしました