枠に囚われない柔軟さ

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昨日の投稿で書いたように、コミュニケーションで大事なことは、「どれだけ相手になりきれたか?」であり、「相手を感じること」だ。

しかし、本当に相手になりきることは非常に難しい。

何故か?

それは自分という枠(殻)に囚われているからだ。

自分の相手の話していることを自分のフィルターを通して勝手に解釈してしまっているのだ。

自分の「考え」や「思い込み」を通して相手の話を解釈してしまっている以上、本当に相手の言わんとすることを理解することは難しい。

では、どうすればよいか?

自分の「考え」や「思い込み」を取っ払ってやればいい。

フィルターをなくし、相手の話していることをそのまま素直に受け入れることで、相手のイメージしていることを感じるのだ。

人間の五感だけでなく、その奥にある心で相手の話を聞く。

話を聞くというよりは、相手の心を感じる。

コミュニケーションでお互いを理解したいのであれば、自分という枠に囚われることなく、枠を飛び出し一歩上の(深い)レベルでコミュニケーションしていくことが大切だと思う。

・親と子
・父と母
・先生と生徒
・生徒と生徒
・先生と先生
・上司と部下
・自分と誰か

日常様々な人たちと関わりを持って生活している。

その中で、どれだけ本当のコミュニケーションをしているのだろうか?

もう一度コミュニケーションとは何かを認識し直し、お互いの心と心でコミュニケーションが出来るようになれば、心から信頼出来る関係をつくることが出来るし、色々と新しい「気付き」があると思う。

教育の場にもっともっとコミュニケーションを

取り入れていって欲しいと思う。

本当のコミュニケーションが出来る人を育てるために。

コメント

  1. mhikita より:

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    そうですね。色々な考え方があるので必ずしも同じ見解ではないかもしれません。いずれにせよ、自己中心的な人間を育ててしまっている教育環境は変えていく必要があると思います。既存の自己中心的な人を変えるためではなく、これから将来を担っていく子供たちに相手の立場になって物事を考えられる思いやりを持った人間になってもらうために。
    色々とコメント頂きありがとうござました。来年も宜しくお願い申し上げます。それでは、良いお年をお迎え下さい。

  2. mhikita より:

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    いつも楽しく読ませて頂いております。来年も益々のご活躍を期待しております。「熱い想い」で教育を変えていきましょう。来年も宜しくお願い申し上げます。

  3. SECRET: 0
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    私のブログに自らコメントしたことですが、こちらにもコメントさせていただきます。
    フィルターは無意識のうちにできてしまうのは困ったことです。ただ、脳内にできるという考え方は唯物論的な考え方でして、すみませんが私の考えとは異なるのです。

  4. オリオリ より:

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    今年もお世話になりました。また来年も頑張って教育問題に「熱い想い」で取り組んでいきます。また来年もぜひ購読&ご意見をお願いします。よいお年をお迎え下さい!

  5. mhikita より:

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    haruomi-asajiさんの記事にもコメントしましたが、こちらにも残しておきます。
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    私たちは自分の経験や知識、感覚の積み重ねで自然と脳内にフィルターを築き上げてしまっています。ですから、そのフィルター越しにしか物事を見ることが出来ないのはごく自然なことだと思います。危険なのは、浅路さんがおっしゃっているように、「自分のフィルター越しに見えているだけ」のことを「正」と判断してしまうことです。他人のフィルターを通したら異なるかもしれないのにです。これは非常に難しいことだとは思いますが。

  6. SECRET: 0
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    相手の立場に立っているつもりが、自分の立場に立ったままなことが多いと感じています。
    人にプレゼントを選ぶ場合、人にアドバイスをする場合、人の感情を汲み取ろうとする場合、いろんな場合であります。
    そういった記事が私のブログにありますので参考までにTBします。

  7. mhikita より:

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    お久しぶりです!
    ごもっともなコメントありがとうございます!こればかりは通じない人を変えていくより、通じる人にそういう意識を持たせていかないと進まないですね・・・。そして、理解している方々から、教育を受けている子供たちに対し「相手の立場に立つ」ということの大切さを学ばせる。少しずつでも拡がっていければ・・・と。未来のために。

  8. SECRET: 0
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    お久しぶりです。
    むかしコマーシャルで「自己中心的な人、いわゆる“自己チュー”が増えています」とありましたが、自分のことしか考えない人は今も昔も多いものです。それらの人に、“人の立場になってみろ!”とどれだけ言っても本人には通じない、と僕は考えています。
    それは、どだい悩んでないからです。(悩んでいる人なら逆に「それくらい分かっとるわい!」と突っぱねるかもしれませんが。)悩んでない人は聞く気がないですから、どれだけ話してみても心に残りませんから、苦労は無駄だと思います。
    そして、今日の親や教育の産物でしょうか、うまく叱れないために、自己中心的な人・相手の立場に立てない人は、ますます増えていると思います。もちろん
    生まれつき周りの雰囲気を読めない人や、
    アダルトチルドレンと言ってあれこれ自分に責任を背負い込む人、そしてそのあまりに周りに気を配る余裕をなくす場合
    もいますので、しっかり見極めなければなりませんね。

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