モチベーション

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教育だけでなく全てのことに当てはまると思うが、行動を起こすためにはモチベーションが必要だ。

モチベーションを維持すること

これが物事を成し遂げるためには重要になってくる。

例えば仕事にしても、ルーチンワークにはまって仕事をただこなすだけになってしまうと、

「何のためにやってるのだろう?」
「これって意味あるのだろうか?」

と仕事に対するモチベーションが低下してしまう。

(そうでない人もいると思うが)

教育も同じだと思う。

生徒が、

「何のために勉強しているのだろう?」
「これって意味あるのだろうか?」

となってしまったら、自ら学ぼう!という志がなくなってしまう。

今、色々なところで学力低下が問題視されているが、その背景にあるモチベーションの低下に対して本気で取り組まないと根本の問題は解決出来ないと思う。

文科省、教育委員会をはじめ、学力低下に歯止めをかけるべく、制度面、例えば中高一貫教育、少人数学級、うんぬんと検討していると思うが、生徒のモチベーションに焦点を当てているのだろうか?

どんなに制度が素晴らしかったとしても、生徒のモチベーションが上がらなければ意味がない。

マズロー欲求段階説にもあるように、人間の欲求は、5段階のピラミッドのようになっていて、底辺から始まり、1段階目の欲求が満たされると、1段階上の欲求を志す。

■マズローの欲求5段階説

1. 生理的欲求
:人間が生きる上での衣食住等の根源的な欲求

2. 安全の欲求
:生命や生活の安全を確保したいという欲求

3. 親和の欲求
:他人と関りたい、他者と同じようにしたい、などの集団帰属の欲求

4. 自我の欲求
:自分が集団から価値ある存在と認められ、尊敬されたいという欲求

5. 自己実現の欲求
:自分の能力や可能性を発揮し、創造的活動や自己の成長を図りたいと思う欲求

教育というのは、

5.の自己実現の欲求を生徒に持たせることが重要だと思う。

生徒が自ら成長しようと思えるようになること

それが教育の目的の一つなのではないか?

そのための環境を教育の場で整備することが望ましいのではないか。

そのような観点でも議論していって欲しいと思う。

コメント

  1. yo-hoo より:

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    読者登録ありがとうございました。
    小生意気なこと書いたのに・・・恐縮です。
    今後とも宜しくお願いします。

  2. mhikita より:

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    昨年後半から始めたこのブログですが、皆様の色々なご意見を拝見させて頂き、とても参考になっています。本年も宜しくお願い申し上げます。

  3. mhikita より:

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    新年明けましておめでとうございます。
    本年も宜しくお願いします。

  4. mhikita より:

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    【大人】遠い先までの損得を考える
    【子ども】目先の損得を問題にする
    非常に分かり易いご説明だと思います。モチベーションという大きな括りで書いてしまいましたが、実際には各レベルに応じてモチベーションのレベルも異なります。ですから、それぞれのレベルで具体的にどうモチベーションを持たせるか、維持させるか、ということが今後取り組むべき大きな課題だと思います。

  5. SECRET: 0
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    読者登録をしておりますchunoです。
    あけましておめでとうございます。
    今年もよろしくお願いします。

  6. mhikita より:

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    コメントありがとうございます。「目標の明確化」はモチベーションを持つためには必要です。特に教える側の「目標を明確化」非常に大事だと思います。しかし、生徒はすぐに明確な目標を持てなくても構わないと思います。「こうなりたい。」「こんな人間になりたい」というような願望があれば。小学校、中学校、・・・と進んでいくにつれて徐々に明確になってくればよいのではないでしょうか?人それぞれ時期、タイミングというものがありますから。教える側は少なくともその願望を具体的な目標に落とす方法を教えていくことが大切だと思っています。

  7. SECRET: 0
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    そもそも、モチベーションと言いましても、大人の持つ“やる気”と子どもの持つ“やる気”は別物と考えると頭がスッキリすると思います。ここで言う大人と子どもの違い目は、
    【大人】遠い先までの損得を考える
    【子ども】目先の損得を問題にする
    でしょう。結局は損得感情が一番の動機のように私は思いますが、大人なら「今は苦労してもいつか報われる」と考えるでしょうから、目先の損得は置いといて、やる気を持ち続けるのだと思います。
    ただ、第3のパターンもあると思います。それは【開き直る】です。これは、無意味なような気がしているけれど、そんなことを考えていては周りから取り残されてしまうから、没頭して考えないようにする、というパターンです。
    目先の損得とか未来の損得とかはちっとも考えていない、盲目の“やる気”が現実にあることを知るべきでしょう。

  8. kyouiku より:

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    kyouikuのブログは今日で1周年を迎えます。
    2005年、本当にありがとうございました!
    どうぞ今後とも、よろしくお願いいたします!
    では、よいお年を!!

  9. yo-hoo より:

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    はじめまして、「転職」部門でブログを書いているyohoo-japanです。
    私の持論ですが、「教える」という観点では「子どもの教育」と「部下を育てる」ことは同じだと思っていますし、それを実践しながら子育て&日々の業務にあたっています。
    そこで「モチベーション」の話ですが、目的があってそれを達成しようとする「速度」や「馬力」がコレにあたるのではないでしょうか?
    ですから、そもそも目標がない人にモチベーションなんて無理だと思います。
    職場では「業績向上」「評価アップ・給料アップ」「昇進」「独立」等等目標は立て易いので、どの目標を掲げるか又は本人の性格・適正によってそこに向かう「速度」や「馬力」は変わってきます。
    つまりモチベーションの維持向上の方法を変えるのです。
    学校ではどうでしょうか?
    一体何が目標なのかが不明確な中で(目的地がわからない中で)どうやって速度や馬力を調整すればよいのでしょうか?
    モチベーション向上の環境作りとしてまず「目標の明確化!」だと思います、それも「教える側」の。
    つまり、教師や上司はモチベーションを向上させるのが目標ではなく、目標を明確にさせるのが目標なのだと思っています。
    私のところで言うと、一番厄介なのは職場で目標のない部下です。でも話をしているうちに目標を見つけることができるのです。それも悲しいかな本人より先に上司が。
    目標のない人っていないんじゃないかな?ただその目標を認識していない人は大勢いますけどね。
    どこの世界でも同じだなぁと思い、長々書いてしまいました。
    ・・・すみません。
    また遊びに来ます。

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