コミュニティ運営で意識したいポイント。
売り出すのはコミュニティ、自分は黒子に徹する。
ついついコミュニティの主宰者は自分が目立つ位置に立ちたがってしまうんですよね。
コミュニティの種類にもよりますが、全く無名な人間がゼロからコミュニティを創り上げていこうとするなら、コミュニティ名とコンセプトありき。主宰者がどんな人間か?というのも大事ですが、名前とコンセプトが大事なんですね。
色々なコミュニティがある中で、ふと疑問に思うことがあります。コミュニティの名前や中身より、主宰者が目立ち過ぎているコミュニティが多いな〜と感じます。コミュニティを認知させたいのか、自分を認知させたいのか、よく分からなかったり。
コミュニティにもタイプがあります。
・誰か1人のカリスマにみんながぶら下がっているツリー型
・みんながお互いに繋がっている網の目ネットワーク型
どちらがイイとか悪いとかではないですが、hikkyusanが目指しているのは完全に後者です。何故かというと、前者は主宰者がぶれた瞬間にコミュニティが崩壊し易いので。自然と依存関係が強くなり過ぎちゃうんですよね。
アーティストのファンクラブなんかは、前者に近いかもしれませんね。
1対多の繋がり
そのアーティストが引退したり、問題を起こしたりするとそれでコミュニティ自体が崩れてしまう。逆に、網の目ネットワークは、お互いが自立して相互に協力し合う関係で、お互いが密に繋がっていることで、全体として濃い強い繋がりが生まれるんです。仮に主宰者がいなくても成り立っていける土台があるんです。
多対多の繋がり
主宰者が目立ち過ぎてもね~、、って思ったりする訳ですよ(^^;と言いながら、hikkyusanも十分過ぎるくらい目立ってんじゃん!!それはどう説明するんだよ?!って声も聞こえてきそうですが(笑)、ちょっと説明しておきます。
例えば、今もなお成長を続けている『ワクワク飲み』で考えてみますね^^
ワクワク飲みは、ごくごく少数のブログ仲間が初めて逢う親睦会という名目で開催しました。「hikkyusanの集まり」じゃなくて、みんなが集まる会を、たまたまその時に主催したのがhikkyusanだった、というだけ。主催という名のただの飲み会幹事(笑)お店の予約、ブログの告知、レポート記事、お互いを繋げる工夫、とかをやっていただけなんですよね。
それを積み重ねてきたことで“ワクワク飲み”の認知度が上がり、結果として主宰者としてのhikkyusanも認知されるようになった。
順番が逆なんです。
「hikkyusan→ワクワク飲み」じゃなくて、「ワクワク飲み→hikkyusan」なんです。
おかげさまでだいぶhikkyusanも認知されるようになりましたが、今でも変わらないのが「ワクワク飲みを認知させていくこと」です。そのためにhikkyusanが動いた先でhikkyusanが認知されるのはあるにしても、あくまでも「ワクワク飲み」を拡げているんですから。
自分の認知度をアップさせるためにコミュニティを創るなら、まずはコミュニティを認知させることに力を注ぐこと。コミュニティが育てば、結果として主宰者も認知されます。
有名な人が立ち上げるコミュニティと、無名な人が立ち上げるコミュニティでは創り方が違うんですよね。順番を間違えないように(o^-‘)b
コメント