サプライズは、内容が“強烈に感動を与えるモノ”であることは最低条件ですが、同じサプライズをするにも、流れやタイミングによって感動度合いが本当に左右されます。
hikkyusan@コミネトです。
2015年3月1日に実施された茨城県立竜ケ崎第二高等学校の卒業式の、卒業生へのサプライズプレゼントが感動モノですね。
ということで、まずは感動の卒業式の模様をどうぞ!!
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LaVie Digital Dramatic Days 「卒業式篇」|本編
こんな卒業式だったら、かなり強烈に記憶に刻まれたでしょうね。
羨ましい(笑)
サプライズを成功させるためには、ただネタを提供すればいい訳ではなく、いくつかの押さえておきたいポイントがあります。
自分のビジネスに置き換えられるように、構造を3つの要素に分解してみます。
流れとタイミングが絶妙であること
ネタが強烈なモノであることは大前提として、そのサプライズを出すタイミングがとても大事だということが、動画を見ても分かると思います。
卒業証書の授与が終わり一段落。
この「一段落」というところがミソです。緊張の糸が緩むタイミングをあえて生み出すことで、一度、気持ちの上で満足感が完結するんですね。
卒業生もホッと一息したタイミングで館内の照明が消え、ステージ上の垂れ幕が上がり、卒業生が「えっ?何だろう?」と興味を持つ。
スクリーンには、懐かしい写真が次々と写し出され、みんな笑顔になり笑い声も溢れて、最後にメッセージが映し出される…
「サプライズゲストが来ている」と…
ネタが強烈(予想外/想定外)であること
そこで出てきたのが、May J.!!!
これは本当に驚きますね!!
というか、羨まし過ぎます(笑)
まさに予想外!!想定外!!
それは悲鳴にもなりますわ(笑)
サプライズのネタは、相手の頭には全くなかったモノであり、相手にとって間違いなく喜ぶであろうレベルのモノであることが、何よりも強烈な感動を生み出します。
うーん、これは感動しますね!!
サプライズに物語が込められていること
単に強烈なネタを絶妙なタイミングで出せば良いものではなく、そのサプライズ自体がメッセージであり、物語になっていることが大事です。
この卒業式のケースでも、サプライズは「卒業生へのプレゼント」であり「旅立つ卒業生へ伝えたいメッセージ」となっています。
May J. の生歌の後ろに、思い出の写真が次から次へと映し出され、お世話になった先生や、身近な仲間たちからのメッセージが映像で流れるという演出もニクイですね。
「何のために、このサプライズを届けているのか?」
ここに物語があるのとないのでは、相手の記憶と感情へのインパクトが雲泥の差になります。
強烈なネタとタイミング、この全てを包み込む役割が「物語」ですからね。
まとめ
サプライズは単に提供するだけではなく、いくつかの要素をしっかり持たせることで、その威力が何倍にも強烈になっていきます。
その要素を整理すると、
1)ネタが強烈(予想外/想定外)であること
2)流れとタイミングが絶妙であること
3)サプライズに物語が込められていること
これらは、お客様に対してのサプライズにも置き換えられるポイントですので、是非この3点を意識してみてくださいね。
p.s.
ロングバージョンも観てみると、よりサプライズの全体像が見えると思います。
裏舞台やメイキング映像はこちら >>>
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