コミュニティ.netのhikkyusanです。PC作業中にふと広告のスプライトのバナーにマウスオーバーしたら始まったCM動画を見て、コミュニティ創りや自分のビジネスにも置き換えられるポイントがあったのでシェアしますね。
YouTubeに動画があるので、まずはそちらをご覧ください。
つきぬけ爽快！スプライト
いやー、わざとらしさ満載のCMですが、個人的には結構こういうの好きです（笑）YouTubeのコメント欄は賛否両論で、どちらかというと否定的（批判的？）なコメントが多いですが。
ただ、“話題性を生み出す”という視点から見ると、目的は果たしていると思うんですよね。
（目標設定値が分からないので、厳密に果たしたのかどうかは不明ですが）
話題性を生み出すためには、賛成派だけでなく否定派の存在がモノスゴク大事になってきます。
仮に賛成派と反対派が同数（同割合）だとすると、反対派が反応すれば単純に賛成派だけが反応する倍の反応が取れることになりますから。
YouTubeのコメント欄に批判的なコメントを残している人もたくさんいますが、その人たちが騒いでくれるのも「計算のうち」だったりする訳です。（実際にそうなのかは関係者ではないので分かりませんが…）
賛成派の意見ばかりだと信憑性に欠けたりしますし、否定派の意見があることでより賛成派の意見の信憑性が増していきますからね。
コメント欄を見ながら、「もっと騒げー♪」「もっと騒げー♪」と仕掛人がニヤニヤしている姿が想像できたり（笑）
ちなみに、2013/3/14に動画がアップされて約一ヶ月半の4/22時点での再生回数が1,795,942回ですから、多いか少ないかという判断は置いておいても約180万回見られたという事実がある訳です。
このCMを単純に「好き」or「嫌い」で批評するのではなく、自分に置き換えて「どうやったら話題性を生み出せるのか？」「大手がお金を掛けてやる仕掛けだから参考にしてみよう！」「この部分は自分には厳しいな。だからこうしてみよう！」ということに意識を向けた方が生産的ですよね。
なぜ、この時期に半袖の役者（エキストラ）を使ってこのCMなのか？というところから紐解いていってもいいですね。
もちろん、この夏を見越しての仕込みであるでしょうし、ただ、普通のCMではインパクトに欠けるので、こうした面白さを組み入れたぶっ飛んだ企画をしてみる。
このCMを見て「本当にどこかに出現したら面白いかも？」と期待感を持たせることができたら、「今年の夏はつきぬけ爽快！スプライト！」という印象を埋め込む、CMの役割である“洗脳”という役目を果たせますからね。
こういう視点で一つのCMやキャンペーンを見てみると、仕掛けるタイミング、インパクトの与え方、賛否両論の起こし方、見ている人の巻き込み方がとても参考になりますね。
コミュニティを創って、話題性を生み出して、より大きく拡げていくなら、是非置き換えて考えてみたい一つのネタです。
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