コミュニティ創りに限ったことではありませんが、最近は「フリー戦略」という風潮がある意味当たり前な感じになってきているからこそ、気を付けておきたいポイントがあります。
フリー戦略が当たり前になっている流れに付随して増えている通称「クレクレ君」の存在です。
↑写真は何か「クレクレ君」っぽい、ラーメン屋で注文した焼きおにぎりと味玉。笑
「とりあえず無料だからもらっとこう!」
「与えてもらうのが当たり前!」
自分に必要かどうか?も検討せずに、すっかり思考停止状態に陥っているクレクレ君。こういうクレクレ君が、例えば、無料ダウンロード、無料動画、無料○○、と受け取ったとしても、ヒドい時にはそれを開きもしなかったりしますからね。
仮に開いたとしても、最後まで目を通すことは稀。さらに、実践する人は極稀。さらにさらに、実践して成果に繋がる人は天然記念物級に極々稀。
基本、得るだけ得て、与えようとしない超自分満足オンリーな人たち。
実は、こういう「クレクレ君」がコミュニティ内にいると面倒くさいです。なので、クレクレ君を掴まない、もしくは、仮にクレクレ君を掴んだとしても自然と離れていってくれる空気と空間を創ることが大事になってきます。
クレクレ君を掴まないためのコミュニティ運営3つの心得
ということで、自分が仲間と一緒に育てていきたいコミュニティにおいて、自分が得ることしか考えていない思考停止状態のクレクレ君を掴まないようにする3つの心得です。
1)参加メンバー全員を主役にする
2)参加メンバー全員に役割を与える
3)積極的に関わってくれる参加メンバーをとことんエコヒイキする
簡単に補足すると、主宰者は黒子に徹して、参加者をティーアップ(T-up)したり、参加メンバー同士を繋げていくこと。そして、人は役割を与えられると、それをこなそうと動くものなので、コミュニティ内で参加メンバーそれぞれに意味のある役割を与えること。さらに、役割を十二分にこなす参加メンバーはとことんエコヒイキして巻き込んでいくこと。
イメージは、サークルで例えるなら、
会長・・・主宰者
副会長・・・主宰者サポート(右腕)
渉外・・・対外交渉、ジョイント、広報
会計・・・会計
企画・・・イベント企画、盛り上げ担当
みたいな。
「みんなでコミュニティを創っている」という意識を持ってもらい、積極的に関わってもらう。それが嫌な「クレクレ君」は、こういう役割を与えられそうになると、セミナーで講師に当てられそうになると目を伏せて絶対に目を合わさないように、すっと存在感を消して、静かにいなくなっていきます。笑
一人一人が積極的に参加できる(参加せざるを得ない)空気と空間を創るためには、自然とそうなるような環境を創り出していく必要があります。表向きはコミュニティの結束を強くするための心得なのですが、裏を返せばクレクレ君を掴まないための心得にもなる訳です。
まとめ
やっぱりコミュニティを創り、運営していく以上、参加メンバー全員が積極的に関わってきて、みんなで一緒に創り上げていくのがいいですよね。そんな中、自分の得ることしか考えていないメンバーが一人でもいると、コミュニティの不協和音が生まれる元凶になります。
なので、コミュニティ主宰者は全体を見渡しながら、このクレクレ君だけは意識して、自然に離れていくコミュニティの自浄作用を創っておくこと。
1)参加メンバー全員を主役にする
2)参加メンバー全員に役割を与える
3)積極的に関わってくれる参加メンバーをとことんエコヒイキする
せっかく理想のコミュニティに近付いても、思考停止状態の「くれくれ君」のおかげでコミュニティが歪んでも嫌ですからね。
是非、3つの心得を意識してみてください。
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