バフェットの銘柄選択術で保有米国株の株価水準が割高か割安か再確認

バフェットの銘柄選択術お金・投資
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この週末、来年に向けて保有銘柄の現状をチェックする意味も兼ねて、「億万長者をめざすバフェットの銘柄選択術」を読みながら保有銘柄の期待収益率を元にした株価水準を計算したので備忘録として残しておきます。

米国株の保有銘柄

米国株の保有銘柄は以下です。

ディアジオ(DEO) ※ADR(英国株)
マイクロソフト(MSFT)
エイリス・キャピタル(ARCC)
ハーキュリーズ・キャピタル(HTGC)
シリウスXMホールディングス(SIRI)

前回の記事からの変化として、サービス提供エリアが米国内なので身近ではないですが、事業内容に興味があるSIRIに新規で投資しました。

現在は5銘柄を保有していますが、BDC銘柄のARCCとHTGCは少し毛色が違うので、今回はDEO、MSFT、SIRIの3銘柄のみ計算しています。

予想株価と現在割引価値

ひとまず簡易計算として証券会社に載っているデータを使って5年後の予想株価と割引現在価値を計算してみました。

DEO

予想株価(5年後):244.24ドル
割引率(期待収益率):9%
割引現在価値:158.99ドル
現在株価:162.63ドル(12/13時点)

MSFT

予想株価(5年後):571.63ドル
割引率(期待収益率):30%
割引現在価値:153.96ドル
現在株価:154.53ドル(12/13時点)

SIRI

予想株価(5年後):31.55ドル
割引率(期待収益率):15%
割引現在価値:15.69ドル
現在株価:6.92ドル(12/13時点)

数値を出してみると、今の成長率に近い期待収益率で考えたら、DEOとMSFTはほとんど妥当な株価水準で、SIRIは大幅に割安な状態なことが分かります。

注意点としては、今の成長率を今後も維持する前提になっていることと、あくまで過去の成長率をベースに将来の数値を導き出している以上、前提が崩れた時は対応が必要になるということです。

期待収益率で変わる投資判断

自分がその投資に対してどれだけの収益率を期待するか?

今と同じ成長率を期待するのか?より高い期待をするのか?低い期待をするのか? で投資する限界株価が変わってきます。

例えば、保有しているMSFTは「割高だ」「買われ過ぎだ」と言われています。

ですが、過去4年の成長率が今後5年は続くであろうと想定したら、今は前述のように妥当な株価水準だったりします。

もし期待収益率がもう少し低くても良いということであれば、まだまだ買い増しする株価水準になります。

今の成長率を期待収益率とするならば、これ以上の高値では買い増しはしない、という判断になります。

投資における判断基準を持つ

今回は期間も短めで数値を出しているので、過去10年分くらいのデータを使った時とは違っていると思います。

だだ、自分の投資判断の数値根拠を持つ1つの例としては十分と思います。

hikkyusan

何を元に投資判断してる?

自分が投資するにあたっての判断基準は何を元にしているのか?をしっかり持っておくことが大事ですね。


億万長者をめざすバフェットの銘柄選択術

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