今年から本格的に米国株投資をし始めて、何度も保有銘柄を組み替えたりしてだいぶ回り道をしてきましたが、ようやく投資スタンスが固まったので保有銘柄もしっくりきて居心地が良くなりました。
単に「高配当」「連続増配」「トータルリターン」という判断指標での投資スタンスを超えて、実際に固まった投資スタンスについて記録に残しておこうと思います。
オーナーになりたい会社を選ぶ
投資なのでもちろんリターンを最大化することは大前提ですが、心の底から「この会社に投資したい」と思う会社に投資するのも良いんじゃないかな?と考えています。
「高配当」「連続増配」というインカムゲインの要素や「トータルリターン」というキャピタルゲインも含めた全体の成長率の指標はあるとしても、やっぱり「その会社が好きかどうか?」って大切だと感じています。
長期投資という長い付き合いになるなら、好きな会社や応援したい会社に対して、会社の一部を保有するオーナーとして投資していきたいですね。
好きな会社は多くない
「高配当」や「連続増配」というような条件で銘柄をリストアップすると、選び切れないくらい沢山の銘柄があるのが米国株のイイところです。
ですが、「高配当」や「連続増配」だから選ぶ、という会社ではなく、好きな会社が「高配当」「連続増配」だから喜んで買う、というスタンスになるとそれほど多くないんですよね。
どの判断指標を優先するかは投資方針によりますが。
個人的に好きな会社なのは、現時点で保有しているディアジオ(DEO)、コンステレーション・ブランズ(STZ)、ブリティッシュ・アメリカン・タバコ(BTI)です。
厳密に言うと、タバコを吸わないのでBTIは好きな会社とは違いますが、昔「ラッキーストライクってカッコイイなぁ」と思ったことがあったのと、グロー(glo)には期待してるので保有していますし、もちろん高配当にも期待しています(笑)
あとは、先日一旦手放した配当王のジョンソン・エンド・ジョンソン(JNJ)とコカ・コーラ(KO)、個人的によくお世話になってるスターバックス(SBUX)くらいですね。
将来的に追加するとしたら、買い戻しでJNJとKO、新規投資でSBUXが有力なところですね。(インデックスと高配当のETF2本も追加の可能性あり。)
集中投資を選んでいる理由
現在保有しているのは前述の通り3銘柄だけなので、投資の世界一般では集中投資の部類に入ると思います。
好きな会社が限られるというのもありますし、リターンの視点から言えば、得られたリターンを分散させてしまうのがもったいないんですよね。
米国株は全体的に成長しているとはいえ、成長度合いは銘柄ごとに差が出てきます。
分散投資して貴重な大きく成長している機会を全体として並みの成長にしてしまうくらいなら、それこそインデックス連動のETFでも保有していれば良い訳ですしね。
限られた投資元本を効果的に増やしていくなら、少数精鋭の銘柄に集中投資する必要があると思うんですよね。
今後の投資方針
ここまでで必要以上に売買をして手数料を証券会社に貢いできてしまったので、今後は投資資金が貯まったタイミングで状況を見ながら買い増ししていきます。
貯まっている投資資金の金額、設定水準以下の株価、平均取得単価を下げられる、という条件を総合的に見てタイミングごとに1銘柄ずつ買い増ししていく予定です。
ただ、各銘柄とも株数が大きく増えるまでは、割安で買うことにあまり拘らずに淡々と買い増ししていこうと思います。
トータルリターン
2018年5月9日時点のトータルリターンは以下です。
●トータルリターン【−2.39%】
(計測開始:2018年5月7日〜)
前日比は、DEO(+0.20%)、STZ(ー1.05%)、BTI(−1.93%)で、S&P500(ー0.03%)を上回っているのはDEOのみでした。
長期投資に向けた最後の保有銘柄変更|追記(2018/5/23)
長期投資を前提に考える中、高配当銘柄のBTIを手放して、ビール最大手のアンハイザー・ブッシュ・インベブ(BUD)を組み入れて、完全に好きなジャンルのみのコア銘柄群に保有銘柄を変更しました。
[clink url=”https://community-net.jp/lifestyle/money/new-investment_anheuser-busch-inbev”]
最新の米国株ポートフォリオ|追記(2018/5/31)
米国株投資を始めて以来なかなか落ち着かなかったポートフォリオですが、ようやく、どの視点から見ても文句なしの長期投資に向けたポートフォリオが固まりました。
[clink url=”https://community-net.jp/lifestyle/money/us-stocks-portfolio-201805″]
コメント